プロポリスは健康維持や美容のために取り入れる方が多い食品ではありますが、幼児に与えるという場合には注意が必要ですし、むやみにあたえるということも考え物のようです。
プロポリスの知っておきたい情報としてまず第一にミツバチが作り出すものですから、ハチミツ同様にボツリヌス菌が含まれているという可能性があります。2~3歳くらいになればボツリヌス菌はほとんど問題にならなくなるようですが、それでも全く心配が無いかというとそうとも言い切れない部分ももちろんあります。
また、幼児など小さな子供は抵抗力をつけている最中のため、いくら天然の抗生物質とはいっても、高い抗菌作用を持つプロポリスを飲むというのはあまり良くないという考え方もあります。高い抗菌作用によって風邪などをひきにくくなるかもしれませんが、それは菌を排除してしまい子供自身の免疫力を高めるということにはなっていないのではないか?ということです。
更にはハチへのアレルギー体質の危険性ということも考えられます。特にそのほかにもアレルギーを持っている子供の場合、ハチへのアレルギーがあることも考えられ、その場合にはプロポリスでも反応が出てしまうことが考えられます。
しかし一方では、アトピーの治療などにプロポリスを利用しているといった医師の話なども聞きます。そのため、最も良いのは、幼児にプロポリスを与えたい特別な理由がある場合には、まず医師へ相談することでしょう。そしてそれからどうするのか判断していくことが大切です。
また、どうしても子供のうちからプロポリスをという場合には、子供用にプロポリスの成分が配合されたサプリメントなども販売されています。味も食べやすく整えられているものがありますから、そうしたものを利用すると比較的安全かもしれません。
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子供の風邪のひきやすさは大人のそれとはまた違います。まずは普段の食生活を整えるということを重点的に考えて、その上でプロポリスを取り入れるかどうかの判断をしましょう。