プロポリスは抗菌作用や抗炎症作用・抗酸化作用などのある健康に役立つ食品として知られています。そのため、体調の安定しない時期や体力が必要になってくる時期にはぜひとも取り入れたいと考える方も多いことでしょう。例えば女性であれば授乳中はそれに該当するかもしれません。しかし、プロポリスの摂取については授乳中は控えておいた方が無難と言えるでしょう。
なぜ授乳中にはプロポリスを控えた方が良いかというと、それははっきりとした臨床データが無いからです。授乳中というのは通常時と違うホルモンバランスになっているなど、体のバランスが普段と違うことが考えられます。そのため、普通の状態であれば問題無く摂取できたとしても授乳中は不都合が生じてしまうということもあり得るわけです。
また、授乳している時にプロポリスを摂取すると、その成分は母乳を通して子供にも与えられるというふうに言われています。しかし、それによる子供への悪影響というのは特別には考えられないそうですので、もしもプロポリスを摂取していたからといってもそれが特別に悪いことになるわけではありません。
また、同様に妊娠中もあまりプロポリスの摂取はすすめられていません。特に初期の段階では摂取を控えた方が良いと言われています。ですから、妊娠中もプロポリスはなるべく控えておいた方が安心でしょう。
もしもどうしてもプロポリスを飲みたい、知らずに飲んでしまっていたので心配だ、というようなことがあれば、かかりつけの医師に相談してみるのが良いでしょう。そうすればもしも飲んでいる薬があればそれとの相性なども考えてくれるかもしれませんし、体調に問題が無ければ取り入れても良いという話もあるかもしれません。
授乳中は控えた方が良いと言われているプロポリスですが、産後の体の回復には役立つというふうにも言われていますので、医師と相談しながらよく考えて取り入れるようにするのが最も良いのではないでしょうか。