最近では健康食品としてとても有名なプロポリスですが、それは一体何でできているものなのでしょうか?
実はプロポリスというのはミツバチが作り出す天然の抗生物質です。非常に高い抗菌作用を持っているため、食品として取り入れることで免疫力を高めたりすることができるのです。
そんなプロポリスはミツバチが集めた樹液とミツバチ自身が分泌する唾液中の酵素とを噛み合わせることで作られています。
しかし、ミツバチはプロポリスを人間のように食べて利用しているわけではありません。ミツバチはプロポリスを巣のコーティングや隙間を埋めるために利用しているのです。そしてプロポリスでコーティングされたハチの巣は何十万匹というミツバチが暮らしているにも関わらず無菌状態が保たれます。そのくらいプロポリスの抗菌作用は優れているのです。
このように優れた抗菌作用を持つプロポリスは、実は古代の時代から既に利用されていました。有名なアリストテレスもプロポリスを「木の涙」と呼んで珍重していたことが知られていますし、クレオパトラも愛用していたということが知られています。
日本では健康食品の一種として捉えられているプロポリスですが、海外の国では医薬品として使用されているというところも少なからずあります。
プロポリスはアメリカでも人気のようです。
そんなプロポリスの代表的な働きとしては、抗菌・抗炎症・抗酸化・抗腫瘍などがあります。つまり、毎日飲み続けていれば、風邪などをひきにくくなりますし、がん予防にもつながることが期待できますし、アンチエイジングなどもできると考えられるわけです。健康にも美容にもつながる食品と言えますね。
しかし、ハチに対するアレルギーがある方の場合には、アレルギー反応が出てしまって逆効果ということも考えられますから、摂取を控えるのが良いでしょう。また、何か薬を常用している方の場合には、飲み合わせを考える必要もありますから、医師へ相談してから取り入れるようにしましょう。
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